3月からどんどん暖かくなって4月には夏日になったかと思うと一気に10℃も気温が下がる、今年は特に天候が不安定な春になっています。4月は環境が変わる月でもあるので精神的にも疲れが溜まって“春バテ”の声をよく聞きます。そんな憂鬱を吹き飛ばしてくれる簡単キーマカレーをご紹介しましょう。
ひき肉のカレー
“キーマカレー”と聞けば「挽き肉のカレー」を思い浮かべますよね。そう、“キーマ“とはインドの公用語ヒンドゥー語で”挽き肉“という意味です。牛でも豚でも鶏でも挽き肉ならキーマカレーになるのですが、インドでは宗教上の理由から牛肉や豚肉は殆ど食べず、鶏か羊を主に使います。
インドに10億人の教徒がいるといわれるヒンドゥー教は菜食主義をとっていますが、ヒンドゥー教は多神教で歴史的にさまざまな政治の影響や風習の変遷を経て多様な宗派、信仰行動があるそうです。また、ヒンドゥー教の柱の1つであるカースト制度のどこに属しているのか、地域によっても規定や風習が異なるというかなり複雑な宗教なのですが、牛は“聖獣”として崇められているため絶対に口にしないそうです。
キーマカレーには挽き肉を使う以外に決まったレシピはありません。好きな野菜や豆類を入れ、好みのスパイスで香りをつければ出来上がり。
キーマカレーとよく似ているのがドライカレーですが、ドライカレーがその名の通り炒めて“乾いた”カレーであるのに対してキーマカレーはソースたっぷり、スープカレーでもOK。
煮込む必要もなく、サラサラに炒める必要もないキーマカレーは「ああ、カレーが食べたい!」という気分になった時にすぐ作れます。
インドに10億人の教徒がいるといわれるヒンドゥー教は菜食主義をとっていますが、ヒンドゥー教は多神教で歴史的にさまざまな政治の影響や風習の変遷を経て多様な宗派、信仰行動があるそうです。また、ヒンドゥー教の柱の1つであるカースト制度のどこに属しているのか、地域によっても規定や風習が異なるというかなり複雑な宗教なのですが、牛は“聖獣”として崇められているため絶対に口にしないそうです。
キーマカレーには挽き肉を使う以外に決まったレシピはありません。好きな野菜や豆類を入れ、好みのスパイスで香りをつければ出来上がり。
キーマカレーとよく似ているのがドライカレーですが、ドライカレーがその名の通り炒めて“乾いた”カレーであるのに対してキーマカレーはソースたっぷり、スープカレーでもOK。
煮込む必要もなく、サラサラに炒める必要もないキーマカレーは「ああ、カレーが食べたい!」という気分になった時にすぐ作れます。
コーンキーマカレー
クミン
スパイスは古代から薬としての役割を担ってきました。クミンには多くの栄養が含まれていてビタミンだけでもA、B、C、E、Kがあり、ミネラルもカリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄分が含まれています。
体調を整えてくれる効果としては
消化酵素を活発にして消化を促進しお通じを改善
身体の酸化を防いで肌の調子も整える
粘膜を健康にしてくれて免疫力をアップ
などがあります。
また、精神面としてはリモネンという香りの成分が脳のα波を発生させるためリラックス効果があります。
小さな小さなクミンに驚きのパワーが詰まっているのです。
体調を整えてくれる効果としては
消化酵素を活発にして消化を促進しお通じを改善
身体の酸化を防いで肌の調子も整える
粘膜を健康にしてくれて免疫力をアップ
などがあります。
また、精神面としてはリモネンという香りの成分が脳のα波を発生させるためリラックス効果があります。
小さな小さなクミンに驚きのパワーが詰まっているのです。
ホールスパイスとパウダースパイス
同じ種類のスパイスをホールとパウダーに分けているものがあります。
ホール(whole = 全部) 収穫したスパイスの実や葉をそのまま乾燥させたもの
パウダー (powder = 粉末) ホールスパイスを細かく粉砕したもの
日本でお馴染みの“カレー粉“は複数のスパイスを調合したもので、カレー粉の特徴ある香りはクミンというスパイスです。クミンにもホールスパイスであるクミンシードとクミンパウダーがあります。シードは種という意味で、見た目も種のようですが実は果実。
オイルにクミンシードを入れて熱し、オイルに香りを移して使います。ホールスパイスはそのままでは香りが弱いのですが、温めると香りが立ちます。ペペロンチーノを作る時ににんにくと赤唐辛子をオリーブオイルでじっくり熱するのと同じです。
クミン以外の馴染みのあるホールスパイスといえば、
ブラックペッパー
ローリエ
シナモンスティック
赤唐辛子
などでしょうか。
ホールスパイスを砕いたパウダースパイスは具材に混ぜ込んだり、煮込み料理の最後にふりかけて香りを出したりして使います。
スパイスを購入する時はラベルを見てホールなのかパウダーなのかを確認しましょう。
ホール(whole = 全部) 収穫したスパイスの実や葉をそのまま乾燥させたもの
パウダー (powder = 粉末) ホールスパイスを細かく粉砕したもの
日本でお馴染みの“カレー粉“は複数のスパイスを調合したもので、カレー粉の特徴ある香りはクミンというスパイスです。クミンにもホールスパイスであるクミンシードとクミンパウダーがあります。シードは種という意味で、見た目も種のようですが実は果実。
オイルにクミンシードを入れて熱し、オイルに香りを移して使います。ホールスパイスはそのままでは香りが弱いのですが、温めると香りが立ちます。ペペロンチーノを作る時ににんにくと赤唐辛子をオリーブオイルでじっくり熱するのと同じです。
クミン以外の馴染みのあるホールスパイスといえば、
ブラックペッパー
ローリエ
シナモンスティック
赤唐辛子
などでしょうか。
ホールスパイスを砕いたパウダースパイスは具材に混ぜ込んだり、煮込み料理の最後にふりかけて香りを出したりして使います。
スパイスを購入する時はラベルを見てホールなのかパウダーなのかを確認しましょう。
材料(2人分)
合い挽き肉 200g
玉ねぎ 1/4個
とうもろこし 120~150g (1本分)
にんにく 1片(おろしチューブの場合は小さじ1)
しょうが 1片(おろしチューブの場合は小さじ1)
薄力粉 大さじ1
クミンシード 小さじ1
薄力粉 大さじ1
コンソメ顆粒 小さじ1
お湯 150ml
トマトケチャップ 大さじ1
塩 小さじ1/2
オリーブオイル 大さじ1
ご飯 適量
※ 生のとうもろこしを使う場合は1本分。缶詰やパウチのとうもろこしは製品によって容量が変わりますが120g~150gのものをお使いください。
※ にんにくとしょうがは市販のおろしチューブでもOK。
玉ねぎ 1/4個
とうもろこし 120~150g (1本分)
にんにく 1片(おろしチューブの場合は小さじ1)
しょうが 1片(おろしチューブの場合は小さじ1)
薄力粉 大さじ1
クミンシード 小さじ1
薄力粉 大さじ1
コンソメ顆粒 小さじ1
お湯 150ml
トマトケチャップ 大さじ1
塩 小さじ1/2
オリーブオイル 大さじ1
ご飯 適量
※ 生のとうもろこしを使う場合は1本分。缶詰やパウチのとうもろこしは製品によって容量が変わりますが120g~150gのものをお使いください。
※ にんにくとしょうがは市販のおろしチューブでもOK。
作り方
1. 玉ねぎをみじん切りにする。
2. 生のとうもろこしを使う場合は芯から実をはずす。缶詰やパウチを使う場合はザルで水気を切り、ペーパーでよく水気をふき取っておく。
3. にんにくとしょうがはおろし金でおろす。
4. お湯150mlにコンソメ顆粒を溶かしておく。
5. フライパンにオリーブオイル、クミンシードを入れ、弱火で温めてオリーブオイルにクミンの香りを移す。じっくりと4分くらいかけ、クミンシードが焦げないように気をつける。
6. 香りがついたオイルをフライパン全体に広げ、合い挽き肉を冷蔵庫から出してフライパンに入れ、強火で色が変わるまで炒める。
7. 玉ねぎを加えて油が回るまでさっと炒める。
8. 薄力粉大さじ1を加えてよく炒め、続いてカレー粉を加えて炒め、香りを出す。
9. おろしにんにく、おろししょうが、コンソメを溶かしたお湯、トマトケチャップ、塩を加える。中火で4分煮る。
10. 水分が半分以下になったらとうもろこしを加えて1分煮込み、味を見て塩、こしょうで調える。火を止める。
11. 器にご飯と一緒に盛りつける。
※ クミンシードの香りが移ったオイルが合い挽き肉全体にからんでカレーの風味を出すので、最初は焦らずにじっくりと温めて香りを出してください。
※ ひき肉は細かく刻まれているため脂が出やすいので冷蔵庫から出しておかず、使う時に冷蔵庫から出します。
※ 薄力粉はとろみづけのために入れます。20秒くらい炒めてからカレー粉を入れ、カレー粉も20秒くらい炒めてよく香りを出してから他の調味料を入れます。
合い挽き肉ととうもろこしだけで作るシンプルなキーマカレー。とうもろこしの黄色がちりばめられて見た目が明るく美味しそうに見える一皿です。
2. 生のとうもろこしを使う場合は芯から実をはずす。缶詰やパウチを使う場合はザルで水気を切り、ペーパーでよく水気をふき取っておく。
3. にんにくとしょうがはおろし金でおろす。
4. お湯150mlにコンソメ顆粒を溶かしておく。
5. フライパンにオリーブオイル、クミンシードを入れ、弱火で温めてオリーブオイルにクミンの香りを移す。じっくりと4分くらいかけ、クミンシードが焦げないように気をつける。
6. 香りがついたオイルをフライパン全体に広げ、合い挽き肉を冷蔵庫から出してフライパンに入れ、強火で色が変わるまで炒める。
7. 玉ねぎを加えて油が回るまでさっと炒める。
8. 薄力粉大さじ1を加えてよく炒め、続いてカレー粉を加えて炒め、香りを出す。
9. おろしにんにく、おろししょうが、コンソメを溶かしたお湯、トマトケチャップ、塩を加える。中火で4分煮る。
10. 水分が半分以下になったらとうもろこしを加えて1分煮込み、味を見て塩、こしょうで調える。火を止める。
11. 器にご飯と一緒に盛りつける。
※ クミンシードの香りが移ったオイルが合い挽き肉全体にからんでカレーの風味を出すので、最初は焦らずにじっくりと温めて香りを出してください。
※ ひき肉は細かく刻まれているため脂が出やすいので冷蔵庫から出しておかず、使う時に冷蔵庫から出します。
※ 薄力粉はとろみづけのために入れます。20秒くらい炒めてからカレー粉を入れ、カレー粉も20秒くらい炒めてよく香りを出してから他の調味料を入れます。
合い挽き肉ととうもろこしだけで作るシンプルなキーマカレー。とうもろこしの黄色がちりばめられて見た目が明るく美味しそうに見える一皿です。
島根県江津市のお料理教室から
🅟🅡🅞🅕🅘🅛🅔
ココットキッチンスタジオは料理、パン、お菓子が学べる料理教室です。
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このブログではオーナー 福田順子がレシピや料理のワンポイント、食材の豆知識などをお届けしています。
取得資格: ABCクッキングスタジオの認定インストラクターとして登録
ABCクッキングライセンス
ABCブレッドライセンス
ABCケーキライセンス
日本ヘルシーフード協会 ヘルスフードカウンセラー1級
<ディプロマ>
東京會舘クッキングスクール 西洋料理応用専攻コース修了
一般社団法人ベターホーム協会 魚料理、肉料理、飲茶、イタリア料理各コース修了