暑い夏
今年の夏はどのくらい暑くなりそうなのか、調べてみましょう。
気象庁の2023年6月からの3か月予報を見ると気温の確率は
北日本 平年並み 30% 平年より高い 40%
東日本 平年並み 40% 平年より高い 40%
西日本 平年並み 40% 平年より高い 40%
沖縄・奄美 平年並み 30% 平年より高い 50%
となっています。
つまり、平年並みであれば上々、それより高くなってもおかしくない、と読み取れます。
長期予報(3か月予報) - 日本気象協会 tenki.jp
気象庁の全国13地点平均の暑さの変移をこの30年間(1993~2022年)と統計を取り始めた当初の30年間(1910~1939年)調べてみると
真夏日(30℃以上)の平均年間日数
1993~2022年 約42日間
1910~1939年 約35日間
増加率 約1.2倍
猛暑日(35℃以上)の平均年間日数
1993~2022年 約2.7日間
1910~1939年 約0.8日間
増加率 約3.5倍
熱帯夜(25℃以上)の平均年間日数
1993~2022年 約24日間
1910~1939年 約9日間
増加率 約2.8倍
(下記:参照出典元)
私の記憶でも小学生の頃に30℃を超す日はそう珍しくなかったので夏日の増加率が1.2倍なのは納得できます。一方で真夏日と熱帯夜は明らかに増えたと感じるものの、真夏日が3.5倍増、熱帯夜が2.8倍増というデータを見ると(増えたどころではないな)と認識を改めました。
この数字は全国平均ですから半分程度の地域が平均値を上回っている可能性がありますよね。
実感として暑さを感じるだけではなく、数字で理解すると本気で暑さ対策をしなければ!という気持ちになります。
暑い夏を乗り切るためにはスタミナが大事!
気象庁の2023年6月からの3か月予報を見ると気温の確率は
北日本 平年並み 30% 平年より高い 40%
東日本 平年並み 40% 平年より高い 40%
西日本 平年並み 40% 平年より高い 40%
沖縄・奄美 平年並み 30% 平年より高い 50%
となっています。
つまり、平年並みであれば上々、それより高くなってもおかしくない、と読み取れます。
長期予報(3か月予報) - 日本気象協会 tenki.jp
気象庁の全国13地点平均の暑さの変移をこの30年間(1993~2022年)と統計を取り始めた当初の30年間(1910~1939年)調べてみると
真夏日(30℃以上)の平均年間日数
1993~2022年 約42日間
1910~1939年 約35日間
増加率 約1.2倍
猛暑日(35℃以上)の平均年間日数
1993~2022年 約2.7日間
1910~1939年 約0.8日間
増加率 約3.5倍
熱帯夜(25℃以上)の平均年間日数
1993~2022年 約24日間
1910~1939年 約9日間
増加率 約2.8倍
(下記:参照出典元)
私の記憶でも小学生の頃に30℃を超す日はそう珍しくなかったので夏日の増加率が1.2倍なのは納得できます。一方で真夏日と熱帯夜は明らかに増えたと感じるものの、真夏日が3.5倍増、熱帯夜が2.8倍増というデータを見ると(増えたどころではないな)と認識を改めました。
この数字は全国平均ですから半分程度の地域が平均値を上回っている可能性がありますよね。
実感として暑さを感じるだけではなく、数字で理解すると本気で暑さ対策をしなければ!という気持ちになります。
暑い夏を乗り切るためにはスタミナが大事!
豚肩ロースの甘辛煮込み
元気の素はたんぱく質とビタミンB1
夏バテを大雑把にまとめると、暑さのあまり食欲がなくなり、疲れがとれず、体がだるくなることです。暑さで血流が上昇して汗をかくと体力を消耗しますし、屋外と屋内の気温差に対応しようとしても体力を使うので普通に生活していてもエネルギーを使ってしまいます。
まずは、スタミナをつけないと。まさに「腹が減っては戦に勝てぬ」。
スタミナ食として思い浮かぶのは、うなぎと豚肉ですが、うなぎは庶民が日々食べられるようなお値段ではないので、頼りになるのは豚肉です。
なぜ、豚肉を食べるとスタミナがつくのか、それは、豚肉はたんぱく質、ビタミンB1を含んでいるからです。
たんぱく質は筋肉や臓器など、体の基本構造を作っているだけではなく体の中に入ってから酵素やホルモン、免疫など、体の機能がうまく働くための調節をしています。人間の体の中にあるたんぱく質は数万種類にもなると言われていてそれぞれが異なる役割を果たしているから私達は動いたり考えたりできるのです。
そして、ビタミンB1はブドウ糖をエネルギーに変換する際に必要な栄養素です。
豚肉の糖質量はそう多くはありませんが、煮込みに使う砂糖を素早くエネルギーとして取り入れてくれます。
豚肩ロースの甘辛煮はご飯がすすむ味つけです。ご飯も糖質が多いので豚肉と一緒に食べると効率よくスタミナ回復できますよ。
まずは、スタミナをつけないと。まさに「腹が減っては戦に勝てぬ」。
スタミナ食として思い浮かぶのは、うなぎと豚肉ですが、うなぎは庶民が日々食べられるようなお値段ではないので、頼りになるのは豚肉です。
なぜ、豚肉を食べるとスタミナがつくのか、それは、豚肉はたんぱく質、ビタミンB1を含んでいるからです。
たんぱく質は筋肉や臓器など、体の基本構造を作っているだけではなく体の中に入ってから酵素やホルモン、免疫など、体の機能がうまく働くための調節をしています。人間の体の中にあるたんぱく質は数万種類にもなると言われていてそれぞれが異なる役割を果たしているから私達は動いたり考えたりできるのです。
そして、ビタミンB1はブドウ糖をエネルギーに変換する際に必要な栄養素です。
豚肉の糖質量はそう多くはありませんが、煮込みに使う砂糖を素早くエネルギーとして取り入れてくれます。
豚肩ロースの甘辛煮はご飯がすすむ味つけです。ご飯も糖質が多いので豚肉と一緒に食べると効率よくスタミナ回復できますよ。
材料(2人分)
豚肩ロース(とんかつ用) 2枚(250~300g)
しいたけ 6~8枚
しょうが 10g
長ねぎ 1本
サラダ油 適量
酒 120cc
砂糖 大さじ1+1/2
しょうゆ 大さじ2+1/2
ごま油 小さじ1
赤唐辛子(輪切り) 8~10切れ
※ しょうがのサイズは色々ですが、かなり大きなものでなければ1/2個程度です。
※ 赤唐辛子の輪切りの代わりにラー油小さじ1でもOK。
しいたけ 6~8枚
しょうが 10g
長ねぎ 1本
サラダ油 適量
酒 120cc
砂糖 大さじ1+1/2
しょうゆ 大さじ2+1/2
ごま油 小さじ1
赤唐辛子(輪切り) 8~10切れ
※ しょうがのサイズは色々ですが、かなり大きなものでなければ1/2個程度です。
※ 赤唐辛子の輪切りの代わりにラー油小さじ1でもOK。
作り方
1. 豚肩ロースは筋切りをして3cm角に切る。
2. しいたけは石づきを切り落とし、カサと軸を切り離し、カサを半分に切る。
3. しょうがは皮をむいて1cm角に切る。長ネギは5cm長さに切る。
4. 鍋に油を熱し、豚肉を加え、強火で焼きつける。豚肉を触らずに焼き色がついたら反対側も焼く。
5. 豚肉を鍋の片側に寄せ、弱火にしてしょうがを加えて炒める。
6. しょうがの香りが出てきたら酒を加えて強火にし、アルコール分を飛ばす。砂糖、しょうゆ、ごま油、赤唐辛子を加え、煮立てる。アクを取り、フタをして弱火で10分煮込む。
7. しいたけのカサと軸、長ネギを加え、フタをして弱火で5分煮込む。
8. フタを取り、強火にして煮汁を煮詰め、火を止める。
※ 豚肩ロースの筋は細かく切れ目を入れます。
※ しいたけは水洗いすると旨みが落ちるのでキッチンペーパーで軽く拭けばOK。
※ 赤唐辛子の代わりにラー油を入れる時は赤唐辛子と同じタイミングで加えます。
※ なべ底全体に煮汁がある位まで煮詰めると味がしっかりと入ります。完全に煮汁がなくなるまで煮詰めると皿に盛りつけてから豚肉が少しパサつき、ご飯と馴染まなくなります。
暑い時はさっぱりとしたものが欲しくなったり、味が濃いものが欲しくなったりします。
味が濃いものを食べたくなるのは汗をかいて水分と一緒に塩分が体の外に出ていってしまったのが理由。しっかりと煮込んだ醤油味の豚肉が美味しく感じます。
2. しいたけは石づきを切り落とし、カサと軸を切り離し、カサを半分に切る。
3. しょうがは皮をむいて1cm角に切る。長ネギは5cm長さに切る。
4. 鍋に油を熱し、豚肉を加え、強火で焼きつける。豚肉を触らずに焼き色がついたら反対側も焼く。
5. 豚肉を鍋の片側に寄せ、弱火にしてしょうがを加えて炒める。
6. しょうがの香りが出てきたら酒を加えて強火にし、アルコール分を飛ばす。砂糖、しょうゆ、ごま油、赤唐辛子を加え、煮立てる。アクを取り、フタをして弱火で10分煮込む。
7. しいたけのカサと軸、長ネギを加え、フタをして弱火で5分煮込む。
8. フタを取り、強火にして煮汁を煮詰め、火を止める。
※ 豚肩ロースの筋は細かく切れ目を入れます。
※ しいたけは水洗いすると旨みが落ちるのでキッチンペーパーで軽く拭けばOK。
※ 赤唐辛子の代わりにラー油を入れる時は赤唐辛子と同じタイミングで加えます。
※ なべ底全体に煮汁がある位まで煮詰めると味がしっかりと入ります。完全に煮汁がなくなるまで煮詰めると皿に盛りつけてから豚肉が少しパサつき、ご飯と馴染まなくなります。
暑い時はさっぱりとしたものが欲しくなったり、味が濃いものが欲しくなったりします。
味が濃いものを食べたくなるのは汗をかいて水分と一緒に塩分が体の外に出ていってしまったのが理由。しっかりと煮込んだ醤油味の豚肉が美味しく感じます。
島根県江津市のお料理教室から
🅟🅡🅞🅕🅘🅛🅔
ココットキッチンスタジオは料理、パン、お菓子が学べる料理教室です。
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このブログではオーナー 福田順子がレシピや料理のワンポイント、食材の豆知識などをお届けしています。
取得資格: ABCクッキングスタジオの認定インストラクターとして登録
ABCクッキングライセンス
ABCブレッドライセンス
ABCケーキライセンス
日本ヘルシーフード協会 ヘルスフードカウンセラー1級
<ディプロマ>
東京會舘クッキングスクール 西洋料理応用専攻コース修了
一般社団法人ベターホーム協会 魚料理、肉料理、飲茶、イタリア料理各コース修了