スタミナをつけて、体を冷やして、と暑さに負けない栄養を摂ってきましたが、猛暑が長丁場になると(頑張れるかな?)と弱気になることも。ここは体の中をすみずみ整えてくれるお酢の出番です。
お酢の種類
お酢ってとても沢山の種類がありますよね。
普段、口にしているお酢は“醸造酢”と呼ばれているものです。醸造とは食品・食材を発酵させ、熟成させる工程をいいます。お酒、しょうゆ、みそなども醸造によって作られます。
醸造酢は糖質を含む食材を原料としてアルコール発酵させた後に酢酸発酵させた液体調味料を指します。
原料別に大きく分けると
穀物酢
穀物を1種または2種以上使用したもので、穀類および果実以外の農産物およびはちみつを使用していないもの。すっきりとした酸味が特徴
果実酢
果実を1種または2種以上使用したもので穀類及び果実以外の農産物およびはちみつを使用していないもの。フルーティーな酸味が特徴
米酢
穀物酢のうち米の使用量が穀物酢1リットルにつき40g以上のもの(米黒酢を除く)。まろやかな酸味が特徴。
に分かれ、黒酢は米酢グループに入ります。
米黒酢
穀物酢のうち、米または小麦もしくは大麦を加えたもののみを使用したもので米の使用量が穀物酢1リットルにつき180g以上であって、かつ、発酵及び熟成によって褐色または黒褐色に着色したもの
米酢が精米した米から作られるのに対し、黒酢は玄米から作られるのでビタミンやミネラルが豊富。穀物酢や果実酢を含む食酢の発酵期間が通常3か月程度なのに対して米黒酢は6か月から3年もかけて陶器の壺の中で発酵・熟成され、黒褐色のような深い琥珀色のような色になります。
玄米の栄養と長い熟成期間により黒酢にはアミノ酸が豊富に含まれ、酸味とともに旨味が強くなるのです。
私達の体の約20%がたんぱく質でできているので、必要な栄養といえばアミノ酸。料理に黒酢を加えると酸味が食欲を回復してくれるだけではなく体をつくる源といえるアミノ酸を補給できます。
普段、口にしているお酢は“醸造酢”と呼ばれているものです。醸造とは食品・食材を発酵させ、熟成させる工程をいいます。お酒、しょうゆ、みそなども醸造によって作られます。
醸造酢は糖質を含む食材を原料としてアルコール発酵させた後に酢酸発酵させた液体調味料を指します。
原料別に大きく分けると
穀物酢
穀物を1種または2種以上使用したもので、穀類および果実以外の農産物およびはちみつを使用していないもの。すっきりとした酸味が特徴
果実酢
果実を1種または2種以上使用したもので穀類及び果実以外の農産物およびはちみつを使用していないもの。フルーティーな酸味が特徴
米酢
穀物酢のうち米の使用量が穀物酢1リットルにつき40g以上のもの(米黒酢を除く)。まろやかな酸味が特徴。
に分かれ、黒酢は米酢グループに入ります。
米黒酢
穀物酢のうち、米または小麦もしくは大麦を加えたもののみを使用したもので米の使用量が穀物酢1リットルにつき180g以上であって、かつ、発酵及び熟成によって褐色または黒褐色に着色したもの
米酢が精米した米から作られるのに対し、黒酢は玄米から作られるのでビタミンやミネラルが豊富。穀物酢や果実酢を含む食酢の発酵期間が通常3か月程度なのに対して米黒酢は6か月から3年もかけて陶器の壺の中で発酵・熟成され、黒褐色のような深い琥珀色のような色になります。
玄米の栄養と長い熟成期間により黒酢にはアミノ酸が豊富に含まれ、酸味とともに旨味が強くなるのです。
私達の体の約20%がたんぱく質でできているので、必要な栄養といえばアミノ酸。料理に黒酢を加えると酸味が食欲を回復してくれるだけではなく体をつくる源といえるアミノ酸を補給できます。
出典:養命酒製造株式会社
豚肉ロールの黒酢あん
黒酢のチカラ
一般的にお酢は体にいい、というイメージがありますが、熟成された黒酢にはさらにいいことがありそう。
具体的に調べてみると、大きな働きをするのは酢に含まれるアミノ酸とクエン酸です。
クエン酸
酢に含まれるクエン酸が疲れを感じる原因である乳酸を分解してくれるので、疲労回復を助けてくれます。また、カルシウムが吸収されやすい状態を作るため体内のカルシウム吸収量が増えて骨を丈夫にしてくれます。
尿酸値を下げる効果もあるので痛風や尿酸結石の予防をしてくれるし、抗酸化作用によって体をサビから守ってくれます。
アミノ酸
人間が必要としているアミノ酸は20種類です。
そのうち、黒酢に含まれているものは13種類!
必須アミノ酸(6種類)
バリン、ロイシン、イソロイシン、スレオニン、リジン、トリプトファン
非必須アミノ酸(7種類)
グリシン、アラニン、セリン、アスパラギン酸、アスパラギン、チロシン、システイン
(注釈)
必須アミノ酸 = 体内では作れないので食事で摂る必要があるアミノ酸
非必須アミノ酸 = 体内で作ることができるアミノ酸
個々のアミノ酸にはそれぞれの効果や役割があります。筋肉を構成するアミノ酸は持久力を高めたり、疲労回復を助けてくれます。
また、成長ホルモンを促したり細胞のターンオーバーをスムーズにしてくれたりするアミノ酸もあります。それによってシワを改善したりしみの原因となるメラニン色素の沈着を防いだり、保湿効果を高めたり、体の組織の修復を促してくれるので、美肌作りに貢献します。
また、免疫力を高める、血流を改善するなど、アミノ酸は体のあちこちで働いてくれているのでアミノ酸を豊富に含んでいる黒酢を撮ると夏バテ解消にとどまらず体調を整えてくれます。
具体的に調べてみると、大きな働きをするのは酢に含まれるアミノ酸とクエン酸です。
クエン酸
酢に含まれるクエン酸が疲れを感じる原因である乳酸を分解してくれるので、疲労回復を助けてくれます。また、カルシウムが吸収されやすい状態を作るため体内のカルシウム吸収量が増えて骨を丈夫にしてくれます。
尿酸値を下げる効果もあるので痛風や尿酸結石の予防をしてくれるし、抗酸化作用によって体をサビから守ってくれます。
アミノ酸
人間が必要としているアミノ酸は20種類です。
そのうち、黒酢に含まれているものは13種類!
必須アミノ酸(6種類)
バリン、ロイシン、イソロイシン、スレオニン、リジン、トリプトファン
非必須アミノ酸(7種類)
グリシン、アラニン、セリン、アスパラギン酸、アスパラギン、チロシン、システイン
(注釈)
必須アミノ酸 = 体内では作れないので食事で摂る必要があるアミノ酸
非必須アミノ酸 = 体内で作ることができるアミノ酸
個々のアミノ酸にはそれぞれの効果や役割があります。筋肉を構成するアミノ酸は持久力を高めたり、疲労回復を助けてくれます。
また、成長ホルモンを促したり細胞のターンオーバーをスムーズにしてくれたりするアミノ酸もあります。それによってシワを改善したりしみの原因となるメラニン色素の沈着を防いだり、保湿効果を高めたり、体の組織の修復を促してくれるので、美肌作りに貢献します。
また、免疫力を高める、血流を改善するなど、アミノ酸は体のあちこちで働いてくれているのでアミノ酸を豊富に含んでいる黒酢を撮ると夏バテ解消にとどまらず体調を整えてくれます。
材料(2人分)
豚バラ肉(薄切り) 200g
じゃがいも 100g
かぼちゃ 60gくらい
ししとう 10~12本
にんにく 1/2片
塩 少々
クミンパウダー 少々
黒こしょう 少々
片栗粉 小さじ2
<黒酢あん>
黒酢 大さじ3
しょうゆ 小さじ2
砂糖 大さじ3
水 大さじ2
片栗粉 小さじ1
サラダ油 適量
※ 豚肉は薄切りを使うので食べ応えのあるじゃがいもとかぼちゃを巻きました。焼いた後に黒酢のたれとからめるのでたれに負けない存在感もあります。
じゃがいも 100g
かぼちゃ 60gくらい
ししとう 10~12本
にんにく 1/2片
塩 少々
クミンパウダー 少々
黒こしょう 少々
片栗粉 小さじ2
<黒酢あん>
黒酢 大さじ3
しょうゆ 小さじ2
砂糖 大さじ3
水 大さじ2
片栗粉 小さじ1
サラダ油 適量
※ 豚肉は薄切りを使うので食べ応えのあるじゃがいもとかぼちゃを巻きました。焼いた後に黒酢のたれとからめるのでたれに負けない存在感もあります。
作り方
1. じゃがいもは洗い、皮をむいて厚さ1cm、長さ5~6cmの棒状に切る。
2. かぼちゃは1/4個を買ってきた場合、ラップをして電子レンジで2分加熱し、種をとり、皮をむく。厚さ1cm、長さ8~10cmの棒状に切る。
※ かぼちゃ、じゃがいもは丸い形をしているので長さがとれない部分は1cm幅で切っておいてください。長さが短いものを組み合わせて使います。
3. ししとうは縦に1cmくらいの切り込みを入れる。
4. にんにくはみじん切りにする。
5. 豚バラ肉は15~16cm長さくらいに切ってタテに広げ、2枚ずつを少し重ねるようにする。
6. 塩、黒こしょう、クミンパウダーをふる。棒状に切ったじゃがいもとかぼちゃを2~3本ずつ組み合わせてバラ肉の手前に乗せ、しっかりと巻いて全体に片栗粉をまぶす。
7. ボウルに黒酢あんの材料を入れて混ぜ合わせておく。
8. フライパンにサラダ油を熱し、豚肉の巻き終わりを下にして入れて弱火で焼く。竹串でじゃがいもとかぼちゃに火が通ったかどうかを確認してから取り出す。
9. フライパンの油をキッチンペーパーできれいにふいてサラダ油を少し足し、ししとうを弱火で炒め、にんにくを加えてさっと炒める。
10. 豚肉を戻し入れ、黒酢あんをひと混ぜしてから加えて豚肉とししとうをからめながら煮立てる。とろみが出て30秒したら火を止める。
11. 器に豚肉とししとうを盛りつけ、黒酢あんを全体にかける。
※ ししとうは切れ目を入れずに加熱すると破裂するので、必ず切れ目を入れてください。
※ 黒酢あんはあらかじめ混ぜ合わせておくとすぐに鍋に投入できるので便利。
※ 豚肉にまぶす片栗粉は巻き終わりをとめるノリの役割をしつつ、肉ロールをサクッと焼いてくれます。
※ 豚肉で巻いたじゃがいもとかぼちゃの火通りは竹串をさして確認します。
2. かぼちゃは1/4個を買ってきた場合、ラップをして電子レンジで2分加熱し、種をとり、皮をむく。厚さ1cm、長さ8~10cmの棒状に切る。
※ かぼちゃ、じゃがいもは丸い形をしているので長さがとれない部分は1cm幅で切っておいてください。長さが短いものを組み合わせて使います。
3. ししとうは縦に1cmくらいの切り込みを入れる。
4. にんにくはみじん切りにする。
5. 豚バラ肉は15~16cm長さくらいに切ってタテに広げ、2枚ずつを少し重ねるようにする。
6. 塩、黒こしょう、クミンパウダーをふる。棒状に切ったじゃがいもとかぼちゃを2~3本ずつ組み合わせてバラ肉の手前に乗せ、しっかりと巻いて全体に片栗粉をまぶす。
7. ボウルに黒酢あんの材料を入れて混ぜ合わせておく。
8. フライパンにサラダ油を熱し、豚肉の巻き終わりを下にして入れて弱火で焼く。竹串でじゃがいもとかぼちゃに火が通ったかどうかを確認してから取り出す。
9. フライパンの油をキッチンペーパーできれいにふいてサラダ油を少し足し、ししとうを弱火で炒め、にんにくを加えてさっと炒める。
10. 豚肉を戻し入れ、黒酢あんをひと混ぜしてから加えて豚肉とししとうをからめながら煮立てる。とろみが出て30秒したら火を止める。
11. 器に豚肉とししとうを盛りつけ、黒酢あんを全体にかける。
※ ししとうは切れ目を入れずに加熱すると破裂するので、必ず切れ目を入れてください。
※ 黒酢あんはあらかじめ混ぜ合わせておくとすぐに鍋に投入できるので便利。
※ 豚肉にまぶす片栗粉は巻き終わりをとめるノリの役割をしつつ、肉ロールをサクッと焼いてくれます。
※ 豚肉で巻いたじゃがいもとかぼちゃの火通りは竹串をさして確認します。
島根県江津市のお料理教室から
🅟🅡🅞🅕🅘🅛🅔
ココットキッチンスタジオは料理、パン、お菓子が学べる料理教室です。
作り慣れた定番のごはんをもっと美味しく作るために意外と忘れられている「基本」、新しい味の世界をのぞいてみる「好奇心」、日頃の疑問や悩みの答えを見つける「発見」の3つを大切にしています。
島根県のちょうど真ん中あたりに位置する江津市にある古民家のキッチンスタジオで一緒に「美味しい」を見つけませんか? 浜田市、大田市、邑南町からも食いしん坊の皆さんにお越し頂いています。
ぜひ一度、足を運んでみてください!‣詳しくはコチラ
このブログではオーナー 福田順子がレシピや料理のワンポイント、食材の豆知識などをお届けしています。
取得資格: ABCクッキングスタジオの認定インストラクターとして登録
ABCクッキングライセンス
ABCブレッドライセンス
ABCケーキライセンス
日本ヘルシーフード協会 ヘルスフードカウンセラー1級
<ディプロマ>
東京會舘クッキングスクール 西洋料理応用専攻コース修了
一般社団法人ベターホーム協会 魚料理、肉料理、飲茶、イタリア料理各コース修了