野菜本来の風味や甘み、歯ごたえを楽しむ料理としてマリネはおススメです。酸味があまり好きではない人向けに和風だしを使ったマリネをご紹介しましょう。
マリネ
マリネは酸味をベースにしたつけ汁に野菜や魚、肉などを漬け込む料理。漬け汁の味や風味によって食材が美味しくなり、柔らかくなります。
マリネという名称はフランス語のmarinè(マリネ)からきていて、古代フランス語のmarinにさかのぼるそうです。Marinとは海のこと。つまり海水に漬けていたのですね。
野菜をマリネする際、野菜を生のままマリネ液に漬ける場合と野菜を加熱してからマリネ液に漬ける場合があります。
生の野菜を漬ける場合
食感が楽しめる野菜、みずみずしい野菜が美味しくなります。
例えば、パプリカ、にんじん、大根、ズッキーニ、玉ねぎなどは適度に柔らかくなり、風味がまとわりついてパキッと噛みきると爽やかさが口中に広がります。
加熱した野菜を漬ける場合
温めることで野菜のアクや辛味が取れ、風味がアップし、柔らかくなります。
例えば、なす、オクラ、かぼちゃ、アスパラ、れんこん、きのこ類などは熱を加えると柔らかくなって野菜が本来もっている味や風味が楽しめます。
生で食べられる野菜も加熱すると生とは違う食感や味を楽しめます。パプリカはより甘く、ズッキーニを焼くと柔らかくなって焼き目の香ばしさもプラスされます。
自宅にある野菜、冷蔵庫の野菜室で出番を待ちくたびれている野菜達を美味しく手軽に食べられるのがマリネ。フードロスにも貢献しますよ!
マリネという名称はフランス語のmarinè(マリネ)からきていて、古代フランス語のmarinにさかのぼるそうです。Marinとは海のこと。つまり海水に漬けていたのですね。
野菜をマリネする際、野菜を生のままマリネ液に漬ける場合と野菜を加熱してからマリネ液に漬ける場合があります。
生の野菜を漬ける場合
食感が楽しめる野菜、みずみずしい野菜が美味しくなります。
例えば、パプリカ、にんじん、大根、ズッキーニ、玉ねぎなどは適度に柔らかくなり、風味がまとわりついてパキッと噛みきると爽やかさが口中に広がります。
加熱した野菜を漬ける場合
温めることで野菜のアクや辛味が取れ、風味がアップし、柔らかくなります。
例えば、なす、オクラ、かぼちゃ、アスパラ、れんこん、きのこ類などは熱を加えると柔らかくなって野菜が本来もっている味や風味が楽しめます。
生で食べられる野菜も加熱すると生とは違う食感や味を楽しめます。パプリカはより甘く、ズッキーニを焼くと柔らかくなって焼き目の香ばしさもプラスされます。
自宅にある野菜、冷蔵庫の野菜室で出番を待ちくたびれている野菜達を美味しく手軽に食べられるのがマリネ。フードロスにも貢献しますよ!
和風の野菜マリネ
漬け汁
今回ご紹介するのは和風の漬け汁です。といっても、使うのはだしの素。自宅ですぐに作れます。
アクセントとしてわさびをちょっぴり入れます。通常のマリネ液のように酸味が強くないので飽きずに食べ続けられるようにと南蛮漬けをヒントにして辛味を入れました。わさびが入ってる!とは分からない程度ですが、ただのだし汁でもない、そんな仕上がりです。
わさびがなければ、からし、豆板醤、ゆず胡椒なども活躍します。
野菜は加熱してから漬け汁に入れます。熱によって野菜の繊維が壊れるので味が染みこみやすくなり、風味もアップ。ちょっと焼き色をつけると見た目も美味しそうになるので盛りつけた時の印象もぐっと良くなります。
漬ける野菜は、なす、長ねぎ、オクラ、セロリ、そしてみょうが。普段は引き立て役に回りがちな香味野菜を使っています。
なすには“ナスニン”というポリフェノールの一種が含まれていて抗酸化作用があります。
体を酸化(サビ)から守ってくれる、つまり細胞の老化を抑えてくれます。
長ねぎの辛味は硫化アリルという成分で血行を良くしてくれて疲労物質である乳酸を分解してくれます。
オクラにはペクチンという食物繊維が豊富で整腸作用があります。また、βカロテンも沢山入っているので体内でビタミンAに変換されて粘膜や爪、目の視力維持、髪の毛を健康に保つのに役立ちます。
セロリはカリウムを豊富に含んでいて体の塩分を排出してくれます。また、キャベツと同じくビタミンUをもっていて胃の調子を整えてくれます。
みょうがは90%が水分の野菜。あの独特な香りには精油成分があり、神経を鎮める、ストレスを緩和する、頭をすっきりさせる、などの効果があるそうです。体の栄養というより気分をリフレッシュさせてくれる野菜ですね。
スタミナを回復してくれる栄養ではないけれど、長く続いた夏を耐えてきたココロとカラダをいたわって整えてくれる野菜たちを食べて来るべく食欲の秋に備えましょう。
アクセントとしてわさびをちょっぴり入れます。通常のマリネ液のように酸味が強くないので飽きずに食べ続けられるようにと南蛮漬けをヒントにして辛味を入れました。わさびが入ってる!とは分からない程度ですが、ただのだし汁でもない、そんな仕上がりです。
わさびがなければ、からし、豆板醤、ゆず胡椒なども活躍します。
野菜は加熱してから漬け汁に入れます。熱によって野菜の繊維が壊れるので味が染みこみやすくなり、風味もアップ。ちょっと焼き色をつけると見た目も美味しそうになるので盛りつけた時の印象もぐっと良くなります。
漬ける野菜は、なす、長ねぎ、オクラ、セロリ、そしてみょうが。普段は引き立て役に回りがちな香味野菜を使っています。
なすには“ナスニン”というポリフェノールの一種が含まれていて抗酸化作用があります。
体を酸化(サビ)から守ってくれる、つまり細胞の老化を抑えてくれます。
長ねぎの辛味は硫化アリルという成分で血行を良くしてくれて疲労物質である乳酸を分解してくれます。
オクラにはペクチンという食物繊維が豊富で整腸作用があります。また、βカロテンも沢山入っているので体内でビタミンAに変換されて粘膜や爪、目の視力維持、髪の毛を健康に保つのに役立ちます。
セロリはカリウムを豊富に含んでいて体の塩分を排出してくれます。また、キャベツと同じくビタミンUをもっていて胃の調子を整えてくれます。
みょうがは90%が水分の野菜。あの独特な香りには精油成分があり、神経を鎮める、ストレスを緩和する、頭をすっきりさせる、などの効果があるそうです。体の栄養というより気分をリフレッシュさせてくれる野菜ですね。
スタミナを回復してくれる栄養ではないけれど、長く続いた夏を耐えてきたココロとカラダをいたわって整えてくれる野菜たちを食べて来るべく食欲の秋に備えましょう。
材料(2人分 x 2日分)
ナス 3本
オクラ 8本
セロリ 1本
長ねぎ 1本
みょうが 3個
しょうが 40g
<漬け汁>
和風だしの素 500ml分
水 500ml
しょうゆ 大さじ4
みりん 大さじ2+1/2
砂糖 小さじ2
酢 大さじ1+2/3
市販のねりわさび 3g
塩(オクラの板ずり用) 小さじ1
サラダ油 適量
※ 保存がきいて漬けるほどに美味しくなるので2日分作れる材料です。
オクラ 8本
セロリ 1本
長ねぎ 1本
みょうが 3個
しょうが 40g
<漬け汁>
和風だしの素 500ml分
水 500ml
しょうゆ 大さじ4
みりん 大さじ2+1/2
砂糖 小さじ2
酢 大さじ1+2/3
市販のねりわさび 3g
塩(オクラの板ずり用) 小さじ1
サラダ油 適量
※ 保存がきいて漬けるほどに美味しくなるので2日分作れる材料です。
作り方
1. ナスは縦4等分に切って長さ半分に切る。
2. セロリは根元を切り落とし、筋をとり、茎の部分を斜め1cm幅に切る。細い茎についている葉は茎ごとの単位に分けておく。
3. 長ねぎは3cm長さ、みょうがは縦に半分に切る。
4. オクラはヘタの先端を切り落とし、ヘタと実の間にあるガクを一周うすく剥いて取ります。まな板の上にオクラを横に置き、塩をふりかけたら両手でオクラをゴロゴロと転がしてから水で洗う(板ずり)。
5. しょうがは千切りにする。
6. 鍋にお湯を沸かし、和風だしの素を入れてよく混ぜ溶かす。みりん、砂糖、しょうゆ、酢、ねりわさびを入れてよく混ぜ合わせ、ひと煮たちさせる。大きめのバットに移してしょうがを加える。
7. フライパンにサラダ油を熱し、なすを皮目から中火で焼いて器に取り出す。
8. フライパンに油を足し、長ねぎを焼き、焼き目がついたら裏返して焼き目をつける。オクラ、セロリ、みょうがを加えてさっと炒めて6に加え、粗熱が取れたらセロリの葉を上に乗せ、ラップをして冷ましながら味をなじませる。
9. 器にもりつける。
※ セロリの筋は葉がついているほうから根元に向かって取ります。筋に少し包丁を入れ、根元の方向に引っ張るとスルスルとむけます。
※ オクラの板ずりをするとうぶ毛が取れて口当たりがよくなり、仕上がりの色合いも良くなる。
※ 漬け汁に入れるしょうがは熱すると香りが飛んでしまうので鍋には入れず、バットに移してから入れます。
※ 粗熱が取れる前にセロリの葉をかぶせると熱で葉がしんなりしてしまい、葉の香りが飛んでしまいます。
※ 保存容器に入れて冷蔵庫で1週間ほど日持ちします。
2. セロリは根元を切り落とし、筋をとり、茎の部分を斜め1cm幅に切る。細い茎についている葉は茎ごとの単位に分けておく。
3. 長ねぎは3cm長さ、みょうがは縦に半分に切る。
4. オクラはヘタの先端を切り落とし、ヘタと実の間にあるガクを一周うすく剥いて取ります。まな板の上にオクラを横に置き、塩をふりかけたら両手でオクラをゴロゴロと転がしてから水で洗う(板ずり)。
5. しょうがは千切りにする。
6. 鍋にお湯を沸かし、和風だしの素を入れてよく混ぜ溶かす。みりん、砂糖、しょうゆ、酢、ねりわさびを入れてよく混ぜ合わせ、ひと煮たちさせる。大きめのバットに移してしょうがを加える。
7. フライパンにサラダ油を熱し、なすを皮目から中火で焼いて器に取り出す。
8. フライパンに油を足し、長ねぎを焼き、焼き目がついたら裏返して焼き目をつける。オクラ、セロリ、みょうがを加えてさっと炒めて6に加え、粗熱が取れたらセロリの葉を上に乗せ、ラップをして冷ましながら味をなじませる。
9. 器にもりつける。
※ セロリの筋は葉がついているほうから根元に向かって取ります。筋に少し包丁を入れ、根元の方向に引っ張るとスルスルとむけます。
※ オクラの板ずりをするとうぶ毛が取れて口当たりがよくなり、仕上がりの色合いも良くなる。
※ 漬け汁に入れるしょうがは熱すると香りが飛んでしまうので鍋には入れず、バットに移してから入れます。
※ 粗熱が取れる前にセロリの葉をかぶせると熱で葉がしんなりしてしまい、葉の香りが飛んでしまいます。
※ 保存容器に入れて冷蔵庫で1週間ほど日持ちします。
島根県江津市のお料理教室から
🅟🅡🅞🅕🅘🅛🅔
ココットキッチンスタジオは料理、パン、お菓子が学べる料理教室です。
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このブログではオーナー 福田順子がレシピや料理のワンポイント、食材の豆知識などをお届けしています。
取得資格: ABCクッキングスタジオの認定インストラクターとして登録
ABCクッキングライセンス
ABCブレッドライセンス
ABCケーキライセンス
日本ヘルシーフード協会 ヘルスフードカウンセラー1級
<ディプロマ>
東京會舘クッキングスクール 西洋料理応用専攻コース修了
一般社団法人ベターホーム協会 魚料理、肉料理、飲茶、イタリア料理各コース修了