暑い日々が続いていますが、夜になると虫の合唱も聞こえて(秋に近づいているのだなー)と感じます。秋といえば食欲の秋。そして実りの秋。美味しい季節の到来です。まずはすぐに作れるおうちフレンチでサバを食べませんか?
ムニエルとは
おうちフレンチとして簡単に作れる魚料理がムニエルです。
フランス語“ムニエル(meunière)”とは”粉屋“という意味。ムニエルは魚に小麦粉をまぶして焼く料理です。
魚の両面に塩、こしょうをしたら小麦粉をまぶしてフライパンで焼くだけなので、とても手軽で短い時間で作れます。バターで焼くことで味が淡泊な魚に風味とコクがプラスされ、レモンを絞って食べるのが伝統的な調理法。
魚を焼くにはグリルが一番!と思うかも知れませんが、グリルは後片付けに手間がかかるし皮がはがれやすいため焼き上がりの見た目がイマイチにもなりやすいのですが、フライパンを使えば解決します。
魚をそのままフライパンで焼いても美味しく焼けますが、小麦粉をまぶして焼くと皮がサクサク、身はジューシーに仕上がります。
ポイントはフライパンに魚を置いたらしばらく放置して動かさないこと。皮がしっかり焼ける前に動かすと皮が破れてしまうからです。また、熱を加えると魚から出てきた水分が小麦粉に伝わるので、魚を動かすと小麦粉からグルテンが作られてしまってサクッとしなくなります。
小麦粉の代わりに片栗粉を使う作り方もあります。片栗粉はじゃがいもからできていて成分はデンプンですからグルテンを作らないのでカリッと焼けて魚の表面に少し硬さがでます。
揚げだし豆腐や竜田揚げの衣はちょっと硬めでしっかりとしていますよね。あれは片栗粉を使っているからです。
フランス語“ムニエル(meunière)”とは”粉屋“という意味。ムニエルは魚に小麦粉をまぶして焼く料理です。
魚の両面に塩、こしょうをしたら小麦粉をまぶしてフライパンで焼くだけなので、とても手軽で短い時間で作れます。バターで焼くことで味が淡泊な魚に風味とコクがプラスされ、レモンを絞って食べるのが伝統的な調理法。
魚を焼くにはグリルが一番!と思うかも知れませんが、グリルは後片付けに手間がかかるし皮がはがれやすいため焼き上がりの見た目がイマイチにもなりやすいのですが、フライパンを使えば解決します。
魚をそのままフライパンで焼いても美味しく焼けますが、小麦粉をまぶして焼くと皮がサクサク、身はジューシーに仕上がります。
ポイントはフライパンに魚を置いたらしばらく放置して動かさないこと。皮がしっかり焼ける前に動かすと皮が破れてしまうからです。また、熱を加えると魚から出てきた水分が小麦粉に伝わるので、魚を動かすと小麦粉からグルテンが作られてしまってサクッとしなくなります。
小麦粉の代わりに片栗粉を使う作り方もあります。片栗粉はじゃがいもからできていて成分はデンプンですからグルテンを作らないのでカリッと焼けて魚の表面に少し硬さがでます。
揚げだし豆腐や竜田揚げの衣はちょっと硬めでしっかりとしていますよね。あれは片栗粉を使っているからです。
出典:片栗粉の特徴や使いかたについて 【公式】まごころケア食
あじのムニエル
よく使われる魚はヒラメやカレイ、タラや鮭などの白身魚。鮭は赤身魚のように見えますが、赤い色はアスタキサンチンという色素によるものです。
白身魚は味が淡泊なので小麦粉をまぶして焼くと旨味が外に流れ出るのを防げます。また、バターやオリーブオイルの風味やコクがプラスされて白身をより美味しく食べることができます。
フレンチレストランで提供しているムニエルは舌平目やカレイが多く、平べったい魚に薄く均等に小麦粉をつけて黄金色に焼き揚げています。ムニエルは手軽に作れるといっても、身が薄い魚は火加減が難しくて身がボロボロと崩れたりパサポサになりがち。
そこで、家庭で作りやすくて値段が手ごろなサバで作りました。
サバは白身魚ではなく赤身魚なのでムニエルの王道には反するのですが栄養価があって食べ応えのある大きさですから満足度も高くなります。白身魚より焼くのも簡単、お財布にやさしい、といいことづくめ。
マサバは秋から冬、ゴマサバは夏から秋のはじめが旬で一年を通して手に入りやすい魚なのもメリット。特に秋サバは一年の中でも美味しい季節なのでこれからが旬です。
サバにはDHA、EPAが豊富なことはよく知られていると思いますが、ビタミンB12、ビタミンDも豊富です。両方とも野菜や果物にはあまり含まれない栄養なので魚から摂らないと。
ビタミンB12
正常な細胞の増殖を助けるほか、赤血球やヘモグロビンの合成を助けます。
ビタミンD
カルシウムやリンの吸収を助け、骨の形成を促します。骨粗しょう症を防ぐにはカルシウムだけではなくビタミンDを摂るのも大切。
サバにはクセがあるのでトマト、玉ねぎ、ピーマンを細かく刻んだソースを合わせました。
トマトの酸味、玉ねぎの辛味、ピーマンの苦味がサバのクセを弱めるだけではなく、サバの美味しさを引き出します。
混ぜ合わせてから30分くらい置くと互いの味がなじんでさらに美味しくなります。
1日目はフレッシュな美味しさ、冷蔵庫で保存した2日目は深みが出てじんわりとした美味しさがあります。
白身魚は味が淡泊なので小麦粉をまぶして焼くと旨味が外に流れ出るのを防げます。また、バターやオリーブオイルの風味やコクがプラスされて白身をより美味しく食べることができます。
フレンチレストランで提供しているムニエルは舌平目やカレイが多く、平べったい魚に薄く均等に小麦粉をつけて黄金色に焼き揚げています。ムニエルは手軽に作れるといっても、身が薄い魚は火加減が難しくて身がボロボロと崩れたりパサポサになりがち。
そこで、家庭で作りやすくて値段が手ごろなサバで作りました。
サバは白身魚ではなく赤身魚なのでムニエルの王道には反するのですが栄養価があって食べ応えのある大きさですから満足度も高くなります。白身魚より焼くのも簡単、
マサバは秋から冬、ゴマサバは夏から秋のはじめが旬で一年を通して手に入りやすい魚なのもメリット。特に秋サバは一年の中でも美味しい季節なのでこれからが旬です。
サバにはDHA、EPAが豊富なことはよく知られていると思いますが、ビタミンB12、ビタミンDも豊富です。両方とも野菜や果物にはあまり含まれない栄養なので魚から摂らないと。
ビタミンB12
正常な細胞の増殖を助けるほか、赤血球やヘモグロビンの合成を助けます。
ビタミンD
カルシウムやリンの吸収を助け、骨の形成を促します。骨粗しょう症を防ぐにはカルシウムだけではなくビタミンDを摂るのも大切。
サバにはクセがあるのでトマト、玉ねぎ、ピーマンを細かく刻んだソースを合わせました。
トマトの酸味、玉ねぎの辛味、ピーマンの苦味がサバのクセを弱めるだけではなく、サバの美味しさを引き出します。
混ぜ合わせてから30分くらい置くと互いの味がなじんでさらに美味しくなります。
1日目はフレッシュな美味しさ、冷蔵庫で保存した2日目は深みが出てじんわりとした美味しさがあります。
出典:赤身魚と白身魚の違い 魚食普及推進センター(一般社団法人 大日本水産会)
材料(2人分)
サバ 1匹(3枚におろしたもの)
塩 ふたつまみ
黒こしょう 適量
小麦粉 大さじ1
<ソース>
トマト 1個
玉ねぎ 1/4個
ピーマン 1個
ケッパー 小さじ1
塩 小さじ1/4
オリーブオイル 適量
※ 塩ひとつまみは3本指でつまむ量です。
※ ケッパーの代わりになるのはピクルス、らっきょうの甘酢漬け、オリーブなど。
塩 ふたつまみ
黒こしょう 適量
小麦粉 大さじ1
<ソース>
トマト 1個
玉ねぎ 1/4個
ピーマン 1個
ケッパー 小さじ1
塩 小さじ1/4
オリーブオイル 適量
※ 塩ひとつまみは3本指でつまむ量です。
※ ケッパーの代わりになるのはピクルス、らっきょうの甘酢漬け、オリーブなど。
作り方
1. トマトはヘタをとって1cm角に切る。玉ねぎはみじん切り、ピーマンはヘタと種を取り除いて1cm角に切る。
2. ボウルにトマト、玉ねぎ、ピーマンを入れ、ケッパー、塩、こしょうを加えて混ぜ合わせる。
3. サバの水分をペーパーで拭き取り、両面に塩、こしょうをふって10分おく。
4. サバの表面に水分が出てくるので、もう1度ペーパーでふく。両面に小麦粉をたっぷりとふる。
5. フライパンにオリーブオイルを熱し、余分な小麦粉をはたいてからサバを皮目から焼く。
6. サバの周りや身が白っぽくなってきたら裏返し、身側を焼く。
7. 皿に皮目を上にして盛りつけ、ソースをたっぷりと添える。
※ 包装容器から取り出したサバについている水分には臭みが入っているのでキッチンペーパーでよく拭き取ってください。
※ 魚に塩、こしょうをふって身全体に行き渡るには10分程度かかります。
※ 小麦粉は100円ショップで売っている“小麦粉ふりふりストッカー”を使うと便利です。筒状の入れ物の口が網目になっているので小麦粉がかたまりのまま食材につくのを防いでくれます。
※ サバを裏返すタイミングがわかりづらい時は身の真ん中を指でさわって体温より少し温かくなっていたら裏返すのもアリ。裏返した時に皮がパリッと焼けているのもポイントです。魚の大きさや厚みによって焼き時間は変わります。身が白くなる、身が温かくなっている、皮がパリッとしている、を目安にしてください。
フライパンから取り出しやすいように皮目を上にして盛りつけていますが、皮目を下にするのがムニエル本来の盛りつけです。盛りつけ時に反転させると身が割れるリスクがあるのでやりやすい方法で盛りつけてください。
2. ボウルにトマト、玉ねぎ、ピーマンを入れ、ケッパー、塩、こしょうを加えて混ぜ合わせる。
3. サバの水分をペーパーで拭き取り、両面に塩、こしょうをふって10分おく。
4. サバの表面に水分が出てくるので、もう1度ペーパーでふく。両面に小麦粉をたっぷりとふる。
5. フライパンにオリーブオイルを熱し、余分な小麦粉をはたいてからサバを皮目から焼く。
6. サバの周りや身が白っぽくなってきたら裏返し、身側を焼く。
7. 皿に皮目を上にして盛りつけ、ソースをたっぷりと添える。
※ 包装容器から取り出したサバについている水分には臭みが入っているのでキッチンペーパーでよく拭き取ってください。
※ 魚に塩、こしょうをふって身全体に行き渡るには10分程度かかります。
※ 小麦粉は100円ショップで売っている“小麦粉ふりふりストッカー”を使うと便利です。筒状の入れ物の口が網目になっているので小麦粉がかたまりのまま食材につくのを防いでくれます。
※ サバを裏返すタイミングがわかりづらい時は身の真ん中を指でさわって体温より少し温かくなっていたら裏返すのもアリ。裏返した時に皮がパリッと焼けているのもポイントです。魚の大きさや厚みによって焼き時間は変わります。身が白くなる、身が温かくなっている、皮がパリッとしている、を目安にしてください。
フライパンから取り出しやすいように皮目を上にして盛りつけていますが、皮目を下にするのがムニエル本来の盛りつけです。盛りつけ時に反転させると身が割れるリスクがあるのでやりやすい方法で盛りつけてください。
島根県江津市のお料理教室から
🅟🅡🅞🅕🅘🅛🅔
ココットキッチンスタジオは料理、パン、お菓子が学べる料理教室です。
作り慣れた定番のごはんをもっと美味しく作るために意外と忘れられている「基本」、新しい味の世界をのぞいてみる「好奇心」、日頃の疑問や悩みの答えを見つける「発見」の3つを大切にしています。
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このブログではオーナー 福田順子がレシピや料理のワンポイント、食材の豆知識などをお届けしています。
取得資格: ABCクッキングスタジオの認定インストラクターとして登録
ABCクッキングライセンス
ABCブレッドライセンス
ABCケーキライセンス
日本ヘルシーフード協会 ヘルスフードカウンセラー1級
<ディプロマ>
東京會舘クッキングスクール 西洋料理応用専攻コース修了
一般社団法人ベターホーム協会 魚料理、肉料理、飲茶、イタリア料理各コース修了