ハロウィンといえばかぼちゃ。元はアイルランドのお祭りで使われていたのはカブですが、アメリカでポピュラーなかぼちゃが主役の座を射止めて陽気なお祭りになりました。 楽しいハロウィンナイトを過ごすかぼちゃ料理をご紹介します。
イギリス風のパイ
日本で“パイ”といえばアップルパイやチョコレートパイのようなお菓子がまず思いうかびます。そして、肉や魚を包んだパイ包みなどの料理。どちらもちょっと贅沢な感じがします。
共通しているのは使うパイ生地はバターと小麦粉を何層にも薄く重ねてふんわりパリパリであること。たっぷりと使ったバターの芳醇な香りと羽根のような軽さが幸せな気分にしてくれます。
イギリスのパイ料理では、いわゆるパイ生地ではなくじゃがいもを使います。
これは高額のバターの代わりにイギリスでよく食べられているじゃがいもを代用したためだそうです。
茹でたじゃがいもをつぶしてマッシュポテトにし、具材の上に乗せてオーブンで焼くのがイギリスのやり方で、こんな感じです。
シェパーズパイ
シェパーズとは羊飼いのことです。イギリスは羊毛が盛んでどこの地方にいっても羊の群れに遭遇します。高い山が殆どなくてなだらかな丘が続く土地柄、ひつじを飼うのに適しているのでしょう。
元は羊の肉を使っていたとのことですが、今では豚ミンチが主流です。トマトソースやブラウンソースで煮込んだミンチを耐熱皿に敷き詰め、マッシュポテトを全面にかぶせてオーブンで焼きます。
コテージパイ
シェパーズパイを羊のミンチで作るのに対してコテージパイは牛のミンチで作ります。
ちょっと贅沢な感じ。
ステーキ&キドニーパイ
ステーキといってもロースやサーロインなどのいわゆるステーキ用の肉ではなくシチューで使う煮込み用の牛肉のことです。
キドニーは肝臓のことで、ビーフシチューにレバーが入ったものにマッシュポテトを乗せてオーブンで焼く料理。
フィッシュパイ
タラやサーモンのシチューにマッシュポテトを乗せてオーブンで焼いた料理。イギリスも日本同様の島国ですが魚はあまり食べません。フィッシュアンドチップスは有名ですけど、他に食べるとすればフィッシュパイくらいでしょうか。タラはフィッシュアンドチップスで使われている魚でもあります。
シェパーズパイやステーキ&キドニーパイはパブ料理の代表格です。パブはお酒(主にビール)を楽しむ地域の社交場ですが料理も出します。あくまでもお酒のお供としてなのでソーセージやチーズなどのおつまみ類が多いのですが、ランチにはパイ料理を出すパブが多くて結構美味しいです。
共通しているのは使うパイ生地はバターと小麦粉を何層にも薄く重ねてふんわりパリパリであること。たっぷりと使ったバターの芳醇な香りと羽根のような軽さが幸せな気分にしてくれます。
イギリスのパイ料理では、いわゆるパイ生地ではなくじゃがいもを使います。
これは高額のバターの代わりにイギリスでよく食べられているじゃがいもを代用したためだそうです。
茹でたじゃがいもをつぶしてマッシュポテトにし、具材の上に乗せてオーブンで焼くのがイギリスのやり方で、こんな感じです。
シェパーズパイ
シェパーズとは羊飼いのことです。イギリスは羊毛が盛んでどこの地方にいっても羊の群れに遭遇します。高い山が殆どなくてなだらかな丘が続く土地柄、ひつじを飼うのに適しているのでしょう。
元は羊の肉を使っていたとのことですが、今では豚ミンチが主流です。トマトソースやブラウンソースで煮込んだミンチを耐熱皿に敷き詰め、マッシュポテトを全面にかぶせてオーブンで焼きます。
コテージパイ
シェパーズパイを羊のミンチで作るのに対してコテージパイは牛のミンチで作ります。
ちょっと贅沢な感じ。
ステーキ&キドニーパイ
ステーキといってもロースやサーロインなどのいわゆるステーキ用の肉ではなくシチューで使う煮込み用の牛肉のことです。
キドニーは肝臓のことで、ビーフシチューにレバーが入ったものにマッシュポテトを乗せてオーブンで焼く料理。
フィッシュパイ
タラやサーモンのシチューにマッシュポテトを乗せてオーブンで焼いた料理。イギリスも日本同様の島国ですが魚はあまり食べません。フィッシュアンドチップスは有名ですけど、他に食べるとすればフィッシュパイくらいでしょうか。タラはフィッシュアンドチップスで使われている魚でもあります。
シェパーズパイやステーキ&キドニーパイはパブ料理の代表格です。パブはお酒(主にビール)を楽しむ地域の社交場ですが料理も出します。あくまでもお酒のお供としてなのでソーセージやチーズなどのおつまみ類が多いのですが、ランチにはパイ料理を出すパブが多くて結構美味しいです。
かぼちゃのミートパイ
じゃがいもをかぼちゃに代えて
シェパーズパイをアレンジしたパイです。合挽を香味野菜と炒め、耐熱皿に敷き詰めた上に茹でたかぼちゃをつぶして乗せます。
じゃがいもと同じようにホクホクした食感で甘みがあるかぼちゃはしっかりと味をつけたミンチとお互いに引き立て合うベストパートナー。チーズをトッピングするとこんがりと焼き色がついて見た目もぐんと美味しそうに。
じゃがいもと同じようにホクホクした食感で甘みがあるかぼちゃはしっかりと味をつけたミンチとお互いに引き立て合うベストパートナー。チーズをトッピングするとこんがりと焼き色がついて見た目もぐんと美味しそうに。
最強の抗酸化トリオ「ビタミンACE」
かぼちゃには驚くような抗酸化作用があります。
私たちが毎日呼吸によって体内に取り込む酸素のうち一定数は活性酸素となって細胞が錆びることを酸化と呼びますが、それを防いでくれる効果です。
βカロテン
緑黄色野菜に含まれ、抗酸化作用のほかに体内で必要な量のビタミンAに変換されます。ビタミンAは視力を正常に保つ働きや粘膜を丈夫にしてくれます。粘膜が弱くなるとウィルスが侵入しやすくなるので風邪をひきやすくなったり、口内炎ができたりします。
ビタミンC
強い抗酸化作用に加え、コラーゲンを生成する時に必要な栄養素でもあります。コラーゲンは細胞と細胞を結びつける接着剤で体内の臓器、血管、骨などを丈夫にします。その働きによって「お肌プルプル」にもなります。
ビタミンE
抗酸化作用がとても強いために「若返りのビタミン」の名称が与えられるほど。
そして
ビタミンCはビタミンEの働きを高め、ビタミンAはビタミンC、Eの働きを長続きさせることから、この3つのビタミンは「ビタミンACE(エース)」と呼ばれる最強トリオ。
かぼちゃにはビタミンACEが揃っています。
私たちが毎日呼吸によって体内に取り込む酸素のうち一定数は活性酸素となって細胞が錆びることを酸化と呼びますが、それを防いでくれる効果です。
βカロテン
緑黄色野菜に含まれ、抗酸化作用のほかに体内で必要な量のビタミンAに変換されます。ビタミンAは視力を正常に保つ働きや粘膜を丈夫にしてくれます。粘膜が弱くなるとウィルスが侵入しやすくなるので風邪をひきやすくなったり、口内炎ができたりします。
ビタミンC
強い抗酸化作用に加え、コラーゲンを生成する時に必要な栄養素でもあります。コラーゲンは細胞と細胞を結びつける接着剤で体内の臓器、血管、骨などを丈夫にします。その働きによって「お肌プルプル」にもなります。
ビタミンE
抗酸化作用がとても強いために「若返りのビタミン」の名称が与えられるほど。
そして
ビタミンCはビタミンEの働きを高め、ビタミンAはビタミンC、Eの働きを長続きさせることから、この3つのビタミンは「ビタミンACE(エース)」と呼ばれる最強トリオ。
かぼちゃにはビタミンACEが揃っています。
出典:わかさの秘密
材料(2人分)
合挽き肉 240g
玉ねぎ 1/4個
にんじん 1/3本
にんにく 1片
ケチャップ 大さじ3
砂糖 小さじ1
ウスターソース 大さじ1+1/2
コンソメ顆粒 小さじ1
ナツメグ 少々
オリーブオイル 大さじ1
かぼちゃ 450g
有塩バター 10g
牛乳 50~60ml
塩 少々
黒こしょう 少々
ピザ用チーズ 適量
※ 牛乳はかぼちゃをマッシュする時に加えます。かぼちゃの水分は個体差があるので、少しずつ加えながら量を調整してください。
玉ねぎ 1/4個
にんじん 1/3本
にんにく 1片
ケチャップ 大さじ3
砂糖 小さじ1
ウスターソース 大さじ1+1/2
コンソメ顆粒 小さじ1
ナツメグ 少々
オリーブオイル 大さじ1
かぼちゃ 450g
有塩バター 10g
牛乳 50~60ml
塩 少々
黒こしょう 少々
ピザ用チーズ 適量
※ 牛乳はかぼちゃをマッシュする時に加えます。かぼちゃの水分は個体差があるので、少しずつ加えながら量を調整してください。
作り方
1. 玉ねぎ、にんじんはみじん切りにする。
2. ニンニクは皮をむき、タテに半分に切って芽を除き、みじん切り。
3. かぼちゃは2~3cm角に切り、皮を取る。水に漬け(5分)、ザルにあけて水気を切る。
※ かぼちゃの青臭さをとるため
4. フライパンにオリーブオイル、にんにくを入れて弱火で熱し、にんにくの香りがたってきたら中火で玉ねぎをしんなりするまで炒める。
5. 冷蔵庫から合い挽き肉を出してフライパンに入れ、肉の色が変わったらケチャップ、砂糖、ウスターソース、コンソメ顆粒、ナツメグを加え、水気が殆どなくなるまで炒めたら火からおろす。
6. 鍋にかぼちゃを入れ、ひたひたになる位に水を入れて中火で茹でる。竹串がすっと入るようになったらザルにあけ、鍋に戻して弱火でかぼちゃの水分を飛ばす。
7. 鍋底にかぼちゃが少しつく位になったら火を止め、マッシャーでつぶす。有塩バターを入れて混ぜ合わせ、牛乳を少しずつ加えてなめらかになるまでよく混ぜる。
8. 耐熱皿に5を敷き、その上に7を乗せ、ピザ用チーズを乗せる。
9. オーブンで焼く。
200℃ 20分
10. 焼き色がついたら出来上がり!
※ かぼちゃの皮は全部取ります。かぼちゃの皮が残っているとマッシュしたかぼちゃに皮の緑色がまざって見た目の色合いが濁るのと口当たりが悪くなります。
※ ひき肉は使う直前まで冷蔵庫で冷やしておきましょう。ひき肉は切り口が多いため室温に置くとすぐに脂が染み出てきてベチャっとします。
2. ニンニクは皮をむき、タテに半分に切って芽を除き、みじん切り。
3. かぼちゃは2~3cm角に切り、皮を取る。水に漬け(5分)、ザルにあけて水気を切る。
※ かぼちゃの青臭さをとるため
4. フライパンにオリーブオイル、にんにくを入れて弱火で熱し、にんにくの香りがたってきたら中火で玉ねぎをしんなりするまで炒める。
5. 冷蔵庫から合い挽き肉を出してフライパンに入れ、肉の色が変わったらケチャップ、砂糖、ウスターソース、コンソメ顆粒、ナツメグを加え、水気が殆どなくなるまで炒めたら火からおろす。
6. 鍋にかぼちゃを入れ、ひたひたになる位に水を入れて中火で茹でる。竹串がすっと入るようになったらザルにあけ、鍋に戻して弱火でかぼちゃの水分を飛ばす。
7. 鍋底にかぼちゃが少しつく位になったら火を止め、マッシャーでつぶす。有塩バターを入れて混ぜ合わせ、牛乳を少しずつ加えてなめらかになるまでよく混ぜる。
8. 耐熱皿に5を敷き、その上に7を乗せ、ピザ用チーズを乗せる。
9. オーブンで焼く。
200℃ 20分
10. 焼き色がついたら出来上がり!
※ かぼちゃの皮は全部取ります。かぼちゃの皮が残っているとマッシュしたかぼちゃに皮の緑色がまざって見た目の色合いが濁るのと口当たりが悪くなります。
※ ひき肉は使う直前まで冷蔵庫で冷やしておきましょう。ひき肉は切り口が多いため室温に置くとすぐに脂が染み出てきてベチャっとします。
島根県江津市のお料理教室から
🅟🅡🅞🅕🅘🅛🅔
ココットキッチンスタジオは料理、パン、お菓子が学べる料理教室です。
作り慣れた定番のごはんをもっと美味しく作るために意外と忘れられている「基本」、新しい味の世界をのぞいてみる「好奇心」、日頃の疑問や悩みの答えを見つける「発見」の3つを大切にしています。
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このブログではオーナー 福田順子がレシピや料理のワンポイント、食材の豆知識などをお届けしています。
取得資格: ABCクッキングスタジオの認定インストラクターとして登録
ABCクッキングライセンス
ABCブレッドライセンス
ABCケーキライセンス
日本ヘルシーフード協会 ヘルスフードカウンセラー1級
<ディプロマ>
東京會舘クッキングスクール 西洋料理応用専攻コース修了
一般社団法人ベターホーム協会 魚料理、肉料理、飲茶、イタリア料理各コース修了