暖かい日が続いていましたが、季節は確実に進んで木々がどんどん色づくのを見ると“秋だなあ”と感じます。そんな“秋”を食卓で感じられる炊き込みご飯「吹き寄せご飯」をご紹介します。
秋の炊き込みご飯
「吹き寄せ」とは色とりどりの木の葉や木の実が木枯らしで舞って寄り集まった様子を指していて、お菓子や料理の名前になっています。
お菓子の「吹き寄せ」はあられや豆菓子、金平糖、干菓子などを詰め合わせたもので彩り豊かで可愛らしさいっぱいです。
料理の場合「吹き寄せ」といえば炊き込みご飯かちらし寿司のことで、今回は手軽に作れる炊き込みご飯を紹介します。
炊き込みご飯は具材とご飯を一緒に炊くので具材のうま味や香りがご飯全体に広がります。
代表的なものは
季節の食材を合わせたもの
たけのこご飯、栗ご飯、豆ごはん、松茸ご飯など
ご当地もの
鶏めし(大分)、鮭といくらを乗せたはらこ飯(宮城)、ジューシー(沖縄)
などがあります。
島根県に移住するまで私は長く東京都江東区の門前仲町や木場に住んでいましたが、あさりと一緒に炊きこんだ“深川めし”がご当地めしでした。あさりから出るダシがご飯全体に広がってとてもうま味の強い炊き込みご飯で、たっぷり乗せたねぎを一緒に口に入れるともうたまらない!美味しさです。
お菓子の「吹き寄せ」はあられや豆菓子、金平糖、干菓子などを詰め合わせたもので彩り豊かで可愛らしさいっぱいです。
料理の場合「吹き寄せ」といえば炊き込みご飯かちらし寿司のことで、今回は手軽に作れる炊き込みご飯を紹介します。
炊き込みご飯は具材とご飯を一緒に炊くので具材のうま味や香りがご飯全体に広がります。
代表的なものは
季節の食材を合わせたもの
たけのこご飯、栗ご飯、豆ごはん、松茸ご飯など
ご当地もの
鶏めし(大分)、鮭といくらを乗せたはらこ飯(宮城)、ジューシー(沖縄)
などがあります。
島根県に移住するまで私は長く東京都江東区の門前仲町や木場に住んでいましたが、あさりと一緒に炊きこんだ“深川めし”がご当地めしでした。あさりから出るダシがご飯全体に広がってとてもうま味の強い炊き込みご飯で、たっぷり乗せたねぎを一緒に口に入れるともうたまらない!美味しさです。
吹き寄せご飯
元気が出て免疫力アップ
炊き込みご飯のいいところは色々な食材を一緒に食べるので栄養を摂りやすいことです。
米
炭水化物食品の代表格です。炭水化物は糖質と食物繊維から構成されていて、糖質は“太る”とか“生活習慣病になる”とマイナス面が言われがちですが大事なエネルギー源であり、脳は糖質だけを栄養として取り込んでいるのでとても重要です。
鶏肉
前回のブログで取り上げたアミノ酸スコア100の優良たんぱく質をもっています。
ビタミンA 視力を保ち、目の角膜や鼻、のど、皮膚の粘膜の他、胃腸や肺などの臓器の粘膜を強くするので免疫力をアップさせます。
ビタミンB2 「発育のビタミン」と呼ばれ、三大栄養素のたんぱく質、脂質、炭水化物の代謝を促進させます。エネルギーの回復や皮膚を健康に保つ働きをするので不足すると口内炎や口角炎、肌荒れなどが起きます。
にんじん
豊富なβカロテンを含んでいます。βカロテンは抗酸化機能が強く、体内で一定量がビタミンAに変換されます。また、カリウムを含むので体内の余分な塩分を体の外に排出してくれるため、高血圧やむくみの予防にもなります。
しめじ
食物繊維が豊富で便秘の予防や血中コレステロールの上昇を抑える働きをしてくれます。
また、βグルカンという物質が免疫力を高めてくれます。
油揚げ
前回のブログで取り上げた豆腐を水抜きして乾燥させ、油で揚げた食品です。豆腐同様、アミノ酸スコア100であり、女性ホルモンと同じような働きがあるポリフェノール“イソフラボン”や抗酸化力のある“サボニン”を含んでいます。
炊き込みご飯は見た目よし、栄養よし、そしてご飯と具材を一緒に炊くだけ。パウチ入りの“〇〇ごはんの素”を買わなくてもおうちですぐに作れます。
米
炭水化物食品の代表格です。炭水化物は糖質と食物繊維から構成されていて、糖質は“太る”とか“生活習慣病になる”とマイナス面が言われがちですが大事なエネルギー源であり、脳は糖質だけを栄養として取り込んでいるのでとても重要です。
鶏肉
前回のブログで取り上げたアミノ酸スコア100の優良たんぱく質をもっています。
ビタミンA 視力を保ち、目の角膜や鼻、のど、皮膚の粘膜の他、胃腸や肺などの臓器の粘膜を強くするので免疫力をアップさせます。
ビタミンB2 「発育のビタミン」と呼ばれ、三大栄養素のたんぱく質、脂質、炭水化物の代謝を促進させます。エネルギーの回復や皮膚を健康に保つ働きをするので不足すると口内炎や口角炎、肌荒れなどが起きます。
にんじん
豊富なβカロテンを含んでいます。βカロテンは抗酸化機能が強く、体内で一定量がビタミンAに変換されます。また、カリウムを含むので体内の余分な塩分を体の外に排出してくれるため、高血圧やむくみの予防にもなります。
しめじ
食物繊維が豊富で便秘の予防や血中コレステロールの上昇を抑える働きをしてくれます。
また、βグルカンという物質が免疫力を高めてくれます。
油揚げ
前回のブログで取り上げた豆腐を水抜きして乾燥させ、油で揚げた食品です。豆腐同様、アミノ酸スコア100であり、女性ホルモンと同じような働きがあるポリフェノール“イソフラボン”や抗酸化力のある“サボニン”を含んでいます。
炊き込みご飯は見た目よし、栄養よし、そしてご飯と具材を一緒に炊くだけ。パウチ入りの“〇〇ごはんの素”を買わなくてもおうちですぐに作れます。
材料(4人分)
米 2合
だし 300cc
酒 大さじ1+1/3
しょうゆ 大さじ1
塩 小さじ1/4
鶏もも肉 120~150g
酒 小さじ2
しょうゆ 小さじ2/3
しめじ 1パック(約100g)
酒 大さじ2/3
しょうゆ 小さじ2/3
油揚げ 1枚
ぎんなん 50~60g
にんじん 中サイズ1本
※ だし汁は市販のだしの素を表示通りに300cc分のお湯に溶かしてください。
※ 油揚げは“油抜き不要”と書いてあるものはそのまま使えます。“油抜き不要”と書いていないもの、“油抜きをしてください”と書いてあるものはザルにあけて熱湯をかけてください。
だし 300cc
酒 大さじ1+1/3
しょうゆ 大さじ1
塩 小さじ1/4
鶏もも肉 120~150g
酒 小さじ2
しょうゆ 小さじ2/3
しめじ 1パック(約100g)
酒 大さじ2/3
しょうゆ 小さじ2/3
油揚げ 1枚
ぎんなん 50~60g
にんじん 中サイズ1本
※ だし汁は市販のだしの素を表示通りに300cc分のお湯に溶かしてください。
※ 油揚げは“油抜き不要”と書いてあるものはそのまま使えます。“油抜き不要”と書いていないもの、“油抜きをしてください”と書いてあるものはザルにあけて熱湯をかけてください。
作り方
1. 米を研ぎ、30分以上吸水して水気をきっておく。
2. だし汁を用意する。
3. 鶏もも肉を1cm角に切り、酒、しょうゆをまぶしておく。
4. しめじをほぐし、長いものは半分の長さに切り、酒、しょうゆをまぶしておく。
5. 油揚げはタテ半分の長さに切り、細切りにする。
6. 生のぎんなんは茹でておく(3~4分)。水煮のぎんなんはお湯をかけておく。
7. んじんは皮をむいて7~8mmの厚さに切り、菊型、イチョウ型などの型で抜くか、イチョウ切りにする。塩を加えた熱湯でさっと茹でる。
※イチョウ切りはにんじんをタテに4等分に切り、薄切りにすること。切り口がイチョウの葉に似ていることからこう呼ばれている。
8. 炊飯器に米、だし汁300ml、酒大さじ1+1/3、しょうゆ大さじ1、塩小さじ1/3を入れて混ぜ合わせる。鶏肉を漬け汁ごと入れ、しめじを漬け汁ごと入れ、油揚げを乗せ、普通に炊く。
9. 炊きあがったらぎんなんを入れて5~6分蒸らす。
10. 炊飯器の中をよく混ぜ合わせ、器に盛りつけ、にんじんを乗せる。
※ 鶏肉、しめじは調味料をつけて味が染みこむまでしばらく置いておく必要はありません。炊飯器で熱を加えられる間に味が染みます。
※ にんじんは型で抜くと周りが残ります。細かく刻んで炊きあがったご飯に混ぜましょう。
鶏肉のうま味と脂、しめじのうま味、油揚げの油分がご飯に広がって炊飯器のフタをあけるととても美味しそうな匂いが飛び出します。そして、炊飯器の底にはお焦げも。
目でみて楽しみ、味をかみしめて秋を感じる食卓を吹き寄せご飯が演出します。
2. だし汁を用意する。
3. 鶏もも肉を1cm角に切り、酒、しょうゆをまぶしておく。
4. しめじをほぐし、長いものは半分の長さに切り、酒、しょうゆをまぶしておく。
5. 油揚げはタテ半分の長さに切り、細切りにする。
6. 生のぎんなんは茹でておく(3~4分)。水煮のぎんなんはお湯をかけておく。
7. んじんは皮をむいて7~8mmの厚さに切り、菊型、イチョウ型などの型で抜くか、イチョウ切りにする。塩を加えた熱湯でさっと茹でる。
※イチョウ切りはにんじんをタテに4等分に切り、薄切りにすること。切り口がイチョウの葉に似ていることからこう呼ばれている。
8. 炊飯器に米、だし汁300ml、酒大さじ1+1/3、しょうゆ大さじ1、塩小さじ1/3を入れて混ぜ合わせる。鶏肉を漬け汁ごと入れ、しめじを漬け汁ごと入れ、油揚げを乗せ、普通に炊く。
9. 炊きあがったらぎんなんを入れて5~6分蒸らす。
10. 炊飯器の中をよく混ぜ合わせ、器に盛りつけ、にんじんを乗せる。
※ 鶏肉、しめじは調味料をつけて味が染みこむまでしばらく置いておく必要はありません。炊飯器で熱を加えられる間に味が染みます。
※ にんじんは型で抜くと周りが残ります。細かく刻んで炊きあがったご飯に混ぜましょう。
鶏肉のうま味と脂、しめじのうま味、油揚げの油分がご飯に広がって炊飯器のフタをあけるととても美味しそうな匂いが飛び出します。そして、炊飯器の底にはお焦げも。
目でみて楽しみ、味をかみしめて秋を感じる食卓を吹き寄せご飯が演出します。
島根県江津市のお料理教室から
🅟🅡🅞🅕🅘🅛🅔
ココットキッチンスタジオは料理、パン、お菓子が学べる料理教室です。
作り慣れた定番のごはんをもっと美味しく作るために意外と忘れられている「基本」、新しい味の世界をのぞいてみる「好奇心」、日頃の疑問や悩みの答えを見つける「発見」の3つを大切にしています。
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このブログではオーナー 福田順子がレシピや料理のワンポイント、食材の豆知識などをお届けしています。
取得資格: ABCクッキングスタジオの認定インストラクターとして登録
ABCクッキングライセンス
ABCブレッドライセンス
ABCケーキライセンス
日本ヘルシーフード協会 ヘルスフードカウンセラー1級
<ディプロマ>
東京會舘クッキングスクール 西洋料理応用専攻コース修了
一般社団法人ベターホーム協会 魚料理、肉料理、飲茶、イタリア料理各コース修了