突然、冬の気候になりました。芝居の舞台がぐるりと回ったかのように景色も変わり、気温が下がっていよいよ寒い季節のはじまりです。しっかり食べて風邪を寄せつけないように、でも食べ過ぎないように・・どうすればいいのでしょう?
スタミナをつけて風邪予防
11月に入って夏日が出るほど暖かな日が続いていたのに、立冬を迎えた途端に気温が急降下。空気が入れ替わって(冬が近いんだな)と感じます。
寒さと戦って体温を保つために冬も意外とエネルギーを使います。「家の中でじーっとしているから」「冬は太りやすいから」と言って低カロリー食にすると気がつかないうちにスタミナ不足に陥って風邪をひきやすくなります。
鍋料理、シチュー、おでんなどの煮込み料理や身体を温めるスパイスを使った料理がおすすめです。たんぱく質もたっぷりと摂りましょう。
ただ「過ぎたるは猶及ばざるが如し」と言われるように何事もほどほどにバランスが大事。
私が重宝しているのが「肉だんご x 春雨」です。
肉を食べならが春雨でボリュームを出すことでカロリーを抑える作戦。
肉だんごに入れるネギや生姜には風邪を予防する効果もあります。
冬のメニューとしてかなりおすすめです。
寒さと戦って体温を保つために冬も意外とエネルギーを使います。「家の中でじーっとしているから」「冬は太りやすいから」と言って低カロリー食にすると気がつかないうちにスタミナ不足に陥って風邪をひきやすくなります。
鍋料理、シチュー、おでんなどの煮込み料理や身体を温めるスパイスを使った料理がおすすめです。たんぱく質もたっぷりと摂りましょう。
ただ「過ぎたるは猶及ばざるが如し」と言われるように何事もほどほどにバランスが大事。
私が重宝しているのが「肉だんご x 春雨」です。
肉を食べならが春雨でボリュームを出すことでカロリーを抑える作戦。
肉だんごに入れるネギや生姜には風邪を予防する効果もあります。
冬のメニューとしてかなりおすすめです。
肉だんごと春雨の中華風煮込み
春雨のカロリー
春雨には“普通春雨”、“緑豆春雨”の2種類があります。
普通春雨
じゃがいもやさつまいものデンプンから作られています。国産のものが多いので日本春雨とも呼ばれています。モチモチとした食感で水分を吸いやすいのが特徴ですが、いものデンプンは熱に弱いので煮崩れやすいのが弱点。
緑豆春雨
緑豆のデンプンから作られています。中国で作られているので中国春雨とも呼ばれています。熱に強くコリコリとした食感が特徴。
春雨は低カロリーで100gあたり
普通春雨 76kcal
緑豆春雨 78kcal
ちなみに、
白米 156kcal
茹でたスパゲッティ 140kcal
ですから約半分。
最近は原材料として“じゃがいも”と“緑豆”が併記されている商品も出ています。それぞれのデンプンの良さを生かしてサラダにも炒めものにも煮込みにも使える万能タイプと言えそうです。
普通春雨
じゃがいもやさつまいものデンプンから作られています。国産のものが多いので日本春雨とも呼ばれています。モチモチとした食感で水分を吸いやすいのが特徴ですが、いものデンプンは熱に弱いので煮崩れやすいのが弱点。
緑豆春雨
緑豆のデンプンから作られています。中国で作られているので中国春雨とも呼ばれています。熱に強くコリコリとした食感が特徴。
春雨は低カロリーで100gあたり
普通春雨 76kcal
緑豆春雨 78kcal
ちなみに、
白米 156kcal
茹でたスパゲッティ 140kcal
ですから約半分。
最近は原材料として“じゃがいも”と“緑豆”が併記されている商品も出ています。それぞれのデンプンの良さを生かしてサラダにも炒めものにも煮込みにも使える万能タイプと言えそうです。
肉だんごで風邪を予防
肉だんごにするのは豚のミンチです。豚肉といえばたんぱく質と脂質、そしてたんぱく質からエネルギーを作り出すビタミンB6、脂質からエネルギーを作るビタミンB1が豊富。スタミナをつけるには最適な食材です。
肉だんごには俗に“臭み消し”と呼ばれるネギや生姜を入れますが、香りで活躍するだけではありません。
ネギに含まれる“硫化アリル”が豚肉に含まれるビタミンB1の吸収を助けて疲労回復の効果を上げ、血行を改善します。硫化アリルには抗菌作用と鎮静作用もあり「ネギを食べると風邪をひかない」と言われるのはこのためです。
生姜にはジンゲロン、ショウガオール、ジンゲロールという辛味成分があります。「生姜を食べたり生姜湯を飲むとポカポカする」と感じるのはジンゲロールが血管を広げて血流が良くなるためです。また、ジンゲロン、ショウガオールには殺菌作用があります。お寿司を食べる時にガリ(生姜)をつまむのは口直しのためだけではなく食中毒を防ぐ意味もあるそうです。
この殺菌効果は風邪や気管支炎などの原因となる細菌も駆除すると言われています。
肉だんごには俗に“臭み消し”と呼ばれるネギや生姜を入れますが、香りで活躍するだけではありません。
ネギに含まれる“硫化アリル”が豚肉に含まれるビタミンB1の吸収を助けて疲労回復の効果を上げ、血行を改善します。硫化アリルには抗菌作用と鎮静作用もあり「ネギを食べると風邪をひかない」と言われるのはこのためです。
生姜にはジンゲロン、ショウガオール、ジンゲロールという辛味成分があります。「生姜を食べたり生姜湯を飲むとポカポカする」と感じるのはジンゲロールが血管を広げて血流が良くなるためです。また、ジンゲロン、ショウガオールには殺菌作用があります。お寿司を食べる時にガリ(生姜)をつまむのは口直しのためだけではなく食中毒を防ぐ意味もあるそうです。
この殺菌効果は風邪や気管支炎などの原因となる細菌も駆除すると言われています。
材料(2人分)
豚ひき肉 200g
チンゲン菜 2株
しいたけ 4枚
長ネギ 1/3本
しょうが 10g
春雨 40g
お湯 春雨を戻すのに必要な量
塩 少々
こしょう 少々
酒 小さじ2
ごま油 小さじ2
片栗粉 小さじ2
サラダ油 適量
鶏ガラスープの素 小さじ1+1/2~2
お湯 300ml
酒 大さじ1
しょうゆ 大さじ2
砂糖 大さじ1
ごま油 小さじ2
※ 春雨はじゃがいものデンプンから作られたもの、緑豆から作られたもの、どちらでも構いません。
※ 春雨を戻すお湯の量は商品の表示に従ってください。
チンゲン菜 2株
しいたけ 4枚
長ネギ 1/3本
しょうが 10g
春雨 40g
お湯 春雨を戻すのに必要な量
塩 少々
こしょう 少々
酒 小さじ2
ごま油 小さじ2
片栗粉 小さじ2
サラダ油 適量
鶏ガラスープの素 小さじ1+1/2~2
お湯 300ml
酒 大さじ1
しょうゆ 大さじ2
砂糖 大さじ1
ごま油 小さじ2
※ 春雨はじゃがいものデンプンから作られたもの、緑豆から作られたもの、どちらでも構いません。
※ 春雨を戻すお湯の量は商品の表示に従ってください。
下準備
1. 春雨はお湯に漬けて戻し、ザルでお湯をきっておく。長いものは10~15cmくらいに切っておく。
2. チンゲン菜は根元に土が残っていることがあるので根元を切り落とし、よく水洗いする。
3. 鶏ガラスープの素とお湯を合わせてよく混ぜ溶かしておく。
2. チンゲン菜は根元に土が残っていることがあるので根元を切り落とし、よく水洗いする。
3. 鶏ガラスープの素とお湯を合わせてよく混ぜ溶かしておく。
作り方
1. しいたけは石づきを切り落とし、カサと軸を離し、カサは3~4等分にそぎ切りにする。
2. 長ネギはみじん切り、しょうがは皮をむいてみじん切りにする。
3. チンゲン菜は長いものは長さを半分にし、茎もタテ半分にする。
4. 冷蔵庫から豚ひき肉を出してボウルに入れ、手でグーパーするようにつかんでは離してもみほぐす。手でつかんでボウルの中をグルグルと回す。何周かするとボウルに豚肉の脂がうっすらとついて白っぽくなる。
5. 豚ひき肉が入ったボウルにネギ、しょうが、塩、こしょう、酒、ごま油、片栗粉を加えてよく混ぜる。ひき肉の表面を平らにならし、6等分に分けて丸める。丸めた肉を両手の間でキャッチボールするように移動させて空気を抜き、中央を少しくぼませる。
6. フライパンに油を熱し、肉団子を入れ、焼き色がついたら裏返し、裏面にも焼き色をつける。しいたけを入れてさっと炒める。
7. 鶏ガラスープを加えて強火にし、煮立ったら中火にして3分間煮込む。
8. チンゲン菜、春雨を加える。酒、しょうゆ、砂糖を加えて3分間煮込み、火を止めてごま油を回し入れる。
9. 器にもりつける。
※ ひき肉は断面が多いため室温においておくと脂が染み出ます。使う直前まで冷蔵庫に入れておきましょう。
※ じゃがいものデンプンから作られた春雨を使う場合、長時間煮込むと春雨が溶けてしまうので春雨投入後は3分程度で火を止めてください。
※ チンゲン菜の茎は硬く感じられますが、火の通りが良いので3分煮込めばちょうど良く煮あがります。
2. 長ネギはみじん切り、しょうがは皮をむいてみじん切りにする。
3. チンゲン菜は長いものは長さを半分にし、茎もタテ半分にする。
4. 冷蔵庫から豚ひき肉を出してボウルに入れ、手でグーパーするようにつかんでは離してもみほぐす。手でつかんでボウルの中をグルグルと回す。何周かするとボウルに豚肉の脂がうっすらとついて白っぽくなる。
5. 豚ひき肉が入ったボウルにネギ、しょうが、塩、こしょう、酒、ごま油、片栗粉を加えてよく混ぜる。ひき肉の表面を平らにならし、6等分に分けて丸める。丸めた肉を両手の間でキャッチボールするように移動させて空気を抜き、中央を少しくぼませる。
6. フライパンに油を熱し、肉団子を入れ、焼き色がついたら裏返し、裏面にも焼き色をつける。しいたけを入れてさっと炒める。
7. 鶏ガラスープを加えて強火にし、煮立ったら中火にして3分間煮込む。
8. チンゲン菜、春雨を加える。酒、しょうゆ、砂糖を加えて3分間煮込み、火を止めてごま油を回し入れる。
9. 器にもりつける。
※ ひき肉は断面が多いため室温においておくと脂が染み出ます。使う直前まで冷蔵庫に入れておきましょう。
※ じゃがいものデンプンから作られた春雨を使う場合、長時間煮込むと春雨が溶けてしまうので春雨投入後は3分程度で火を止めてください。
※ チンゲン菜の茎は硬く感じられますが、火の通りが良いので3分煮込めばちょうど良く煮あがります。
島根県江津市のお料理教室から
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このブログではオーナー 福田順子がレシピや料理のワンポイント、食材の豆知識などをお届けしています。
取得資格: ABCクッキングスタジオの認定インストラクターとして登録
ABCクッキングライセンス
ABCブレッドライセンス
ABCケーキライセンス
日本ヘルシーフード協会 ヘルスフードカウンセラー1級
<ディプロマ>
東京會舘クッキングスクール 西洋料理応用専攻コース修了
一般社団法人ベターホーム協会 魚料理、肉料理、飲茶、イタリア料理各コース修了